
練習状況
日時 : 2021年12月21日(火)
気温 : 5度 (晴)
人数 : 中学生3名 / 小学生5名
ワークアウト
・20min Based Training
・30sec IntervalTraining
内容
本日はスクールのフルメンバーが参戦。合わせて、事前にご連絡いただいていた中学2年生の見学希望者が合わさり、合計9名。指導中なんですが、この写真を撮影した時に、こんなことを思い出しました。
2021年も、あと10日ほどで終了。今年の4月から始めたサイクリングスクールも、最初は2名からスタートしたのに気付けば登録者8名に。ここにきて問い合わせがあり、気付けばまだ増えそうな予感。
サッカーや野球のようにクラブのない小学生や中学生、自転車部のない高校生のために、専門的な指導を受けられるような場所を用意して、彼らの成長を手助けしようと始めていたこの事業が、いつの間にかこんなことになるなんて。私がこんなこと言うのもなんですが、正直こんなことになるなんて考えてもいませんでした。
とはいえ、今までの大人を対象とした当施設のサービスとは異なり、この年代の場合は各選手の”将来の進路”を考えながら取り組む必要があると考えています。来年、中学2年生たちは3年生になり、受験を考えるような時期がやってきます。彼らの未来が輝かしいものになるように、これからも彼らの理想と現実を見極めながらアシストした指導をしたいと思います。
さて、本日のおさらい。
20分間の2本の前半はペーシング、後半はビルドアップとして実施。前半は今まで通りですが、後半の20分間は、時間通りに体のエネルギーを全て出し切るというという “オールアウトの練習”をすることに。
どういうこと?と思われるかもしれませんが、”自分の体と対話し、疲労度を感じながらギリギリを攻めていき、時間内にうまくエネルギーを出し切る” という練習です。この能力を習得して何か意味があるの?と思う方もいると思いますが、この能力はフィットネスの成長を狙う上でかなり重要で、TTやロードレースでも必要となると考えられます。
この方法に関しては、また別途記事や動画で説明したいと思いますが、このオールアウトに取り組むのは少しずつ体が出来上がっていく中学2年生以上からかな?と思っています。
20分のビルドアップでオールアウトをした後で、30秒間は無酸素領域のワークアウトというよりも、神経系をターゲットにケイデンスをコントロールして実施。小学生は問題なさそうでしたが、意外と大変そうだったのは中学生。2年違うだけでケイデンスの適応がこうも違うのかーと不思議に思いながら見ていましたが…回せる能力は武器なので、歳を重ねても失わないように継続的に取り組む必要がありそうかなと考えられます。
さて、いよいよ年内の練習会もあと2回。とは言うものの、どうやらみんな今週の木曜日から冬休みだという。
冬の間に何をするかで、サイクルロードレーサーは体が作られると言うが、それぞれの過ごし方、考えていますか?ちゃんと考えながら取り組みましょうね。
本日も、お疲れ様でした。
次回開催
2021年12月23日(木) 17時00分から開始
※ スクールスケジュールはこちら