ORCA CYCLING SCHOOL | 愛知県名古屋市のロードバイクスクール

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ユース・ジュニア

#スクール042 3本ローラーの両手離しのバリエーションを考える

post 2022.2.2
  last updated 2022.03.30

練習状況
日時 : 2022年2月1日(火)
気温 : 3度 (曇)
人数 : 中学生1名 / 小学生3名

 

ワークアウト
・12min Based Training
・3min Interval Training

 

内容

本日から2月に入りました。2月からは新型コロナウイルス感染症および人数が増加に伴い、安心かつ質の高いトレーニングを提供するためにカテゴリーを2分化することに。※ 1名オンラインでの参戦

 

小学生メインなので、ドリルを中心とした3本ローラーを使用して指導。

 

1月からの流れを取り入れ、前半12分間で動作を確認、後半12分間で全力走行。その後の3分間は5セット全て同一強度で行うことを意識しながら取り組みます。

 

そんな中で、休息中はあえて手放し走行を指示。個人的な指導経験ですが、Garmin Rally で選手たちのワークアウトデータを確認していると、手放し走行ドリルを取り入れた後に回したデータが限りなく左右均等に近づいてくることに気づいたので、バランス良く回す感覚を呼び覚ましてから丁寧な動作を心がけたワークアウトを行います。

 

参考記事
ペダリングの左右バランスは均等であることが望ましいか?

 

中には”家のローラーと違うからやりにくい” という子たちもいましたが、弘法筆を択ばずという諺(ことわざ)を知っていますか?どんな機材でもできるようにしましょうね。

 

さて、そんな手放しには4種類方法があって、難易度は以下のようになると考えています。

 

① 片手離し
② 両手離し (両手真横)
③ 両手離し (両手後組)
④ 両手離し (両手頭上)
※ ①が易しく、④が難しい

 

皆さん大体①と②は経験したことあるかもしれませんが、実は③と④をやったことがあるという人には、数人程度しか会ったことがありません。なぜ手の位置で難易度が変わるかと言いますと…と説明したいのは山々ですが、興味がある方は一度体感してみましょう。

 

実際に行った小学生の動作が、こんな感じになります。
※ 参考程度にどうぞ。

 

正中線上でバランスを取りながら、比較的綺麗に回せていますよね。ちなみに、この状態でどこまで回せるんだろう?と早く回すように指示してみると、動画の子は145rpm程度まで回せましたが、オンラインで参加してくれた子はなんと180rpm程度まで回すことができました。

 

少し気になることとして、この状態で180rpmも回せている選手の成長率が、ここ最近飛び抜けているということ。手放し3本ローラーの安定感が尋常じゃないんですけれど、そうなってから何か爆発的に伸び始めたような感じがします。この辺りはパフォーマンスと何か関係があるのかな?と思うのですが…また相関性が見えてきたら情報発信したいと思います。

 

本日も、お疲れ様でした。

【次回開催】
2021年2月5日(土) 9時00分から開始
※ スクールスケジュールはこちら