ORCA CYCLING SCHOOL | 愛知県名古屋市のロードバイクスクール

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ユース・ジュニア

#スクール052 “苦手”は負ける言い訳にならない

post 2022.3.9
  last updated 2022.03.30

練習状況
日時 : 2022年3月8日(火)
気温 : 8度 (晴)
人数 : 小学生 5名

 

ワークアウト
・20min Interval Training
・30sec Interval Training

 

内容

YouTubeの編集は慣れてきたが、声を撮るのが大変。買ったマイクでは上手く音が取れずに意外とノイズが入る。結果、iPhoneのイヤホンマイクでの音声採りが意外と上手くいく…これは一体。

 

それはさておき、本日は小学6年生の練習。気づけば彼らも今月中に卒業ということで中学1年生になる。学ランを着ている姿が想像できないけれど、そんなもんだろう。

 

身長は160cmの子もいれば、138cmの子もいる。背の並びに変動があり、成長に個人差を感じるが、それでもスクスクと成長しているのは確かだ。半年前に彼らの指導に携わるようになってから、毎週のように顔を合わせているが、驚くばかりである。

 

そんな思い出に浸りながら、本日の練習を実施。新規入学生2名は、前回の復習に合わせて徐々に体力的な成長を促す練習も実施。それぞれ、30分3本ローラー/30分ハイブリットローラーで回し続ける練習を行った。

 

練習内容は、動画にまとめておりますので、こちらをご確認ください。

 

いくつか課題はあるものの、シンプルに2つ。
1.脱力すること
2.一定のリズムで回すこと
この2点に関しては、年齢関係なく初心者サイクリストの最初の課題だと思う。

 

ペダルを回すことにおいて力を入れることを意識する方は多いけれど、力を抜いて回すことを意識する方は少ない。この適切な脱力が、より長く、より早く自転車を漕いでいく中で重要である。また、それを意識した上でリズミカルに一定ペースを刻む技術も重要である。

 

それぞれ、上記の動きのきっかけをつかめている瞬間があったので、その感覚だよ、と習得につながる動きのトリガーを伝える。その調子で当面は練習していきたい。

 

さて、在校生3名はというと、先日中学生組と実走練習を行った結果を聞いていたので、事実(?)確認。小学6年生にして雨沢峠17分台の選手もいれば、22分台の選手もいた。

 

色々と聞いてみると、僕は上りが苦手だから…という選手もいたけれど “苦手だと思い込まないで欲しい” 。自分の可能性を、苦手という一言で消してはいけない。絶対に。

 

クライマーになれとは言わない。だが、練習すれば登坂も速くなれる可能性は十分にある。

 

ロードレースはどんな地形をも走るスポーツだから、可能な限りどんな地形でも走れるようにならなくてはいけない。というより、なったほうがいい。ましてや、日本国内はアップダウンばかりだから、走れるようになったほうがいい。

 

苦手だからと言って、遅くていい言い訳にはならない。練習しないための言い訳にはならない。むしろそこを伸ばせたら掛け替えのない武器になる。速くなれる可能性を、自分から閉ざすようになってはいけないよ。

 

苦手を理由に誰かに負ける言い訳にすることほど、めちゃくちゃダサい。特に、自分に負けることの理由にすることほど、かっこ悪い。

 

今は、自分の可能性を、自分が捨てないこと。

 

登坂だけど、100rpm前後でギリギリ回せるギア比を選んで登る練習をしてみよう。君たちは今、かなり回せるようになっているから、それを “踏み回せる” という一段上の感覚に変える練習をしよう。

 

そうすれば一気に強く、速くなれるはず。頑張って。

 

と、練習vlogには残せない言葉を、レポートに残しておこうかな。1年後、どんな選手になっているか楽しみです。中学2年生になったときに、今の中学2年生を超えてやろうよ。

 

【次回開催】
2022年3月10日(木)17時00分から開始
※ スケジュールはこちら