練習状況
日時 : 2022年4月18日(月)
気温 : 15度 (雨)
人数 : 中学生2名
ワークアウト
30min Interval Training
1min Interval Training
内容
先週末、平田クリテリウムとリトルワールドに参加した2名の選手。
かいり選手は、平田クリテリウムのC3で3位、U16で2位という成績、リトルワールドのビギナーで優勝、スポーツで3位という成績であった。こたろう選手は、平田クリテリウムのC4、U16共に完走という成績、リトルワールドのビギナーで5位、という成績であった。2名とも、U17対応のギア比制限をかけた状態での参戦したレースとして考えると、良い走りをしていたのではないかなと感じる。
さて、練習内容を書こう。
※最近、レース遠征に合わせて移行する業務に追われて、全く映像編集ができずにいます…すみません。
30分間走行中は、レースの戦略について振り変える。
かいり選手は何を考えてレースを展開したのか。こたろう選手は何を考えてレースを展開したのか。二人は競技歴も違うからまだまだ差はあるものの、話を聞いてみると、それぞれの現状に応じた走りと考え方が少しずつできているなと感じる。こたろう選手はまだまだレース経験が少ないから、その経験をたくさん積めば、リトルワールドのビギナー優勝 + 平田クリテのC4優勝ができると思う。
さて、話は少しだけ各個人へ。
かいり選手はかなり考えることができるようになってきたなと感じる。身長もまだまだ伸びきらない状態で、今の自分の能力を最大限引き出すための走り方を考えて走るようになってきている(少々的を外れることもあるが)。
ただ、最近なんでもかんでも “パワー不足” という言葉で片付けがちな部分が気になる。確かに、身長も体重も同年代の中で誰よりも小さい分、パワーで劣ってしまう部分はあると考えられるのはわかる。
もちろん、引き続きパワーを高めることを前提としながらトレーニングを積まなくてはいけないが、それが結果に結びつくまでは正直まだまだ時間がかかる(多分、今から高校2年生の春頃にかけて身長が伸びるから、高校1年生の秋頃からウエイトトレーニングとかパワーマックスとかやり始めて一気に爆発すると考える)。
それまでの間、引き続きパワーを向上させるためのトレーニングを積みながらも、パワー不足を補うための走り方、相手の足の削り方、コースの特性を考えた走り方をより複数考えて、色々と試すべきである。きっとそれができるだけで、めちゃくちゃ強くなると思うし、僕は今の状態でも平田クリテのC2で優勝争いができるようになるんじゃないかって思うよ。たとえジュニアギア制限がかかっていても。
やってやろう、9月までにC2優勝を。
こたろう君は、同じ中学3年生の中でもレース経験値が圧倒的に少ない。これは仕方がないことだけど、1つ1つのレースを事前に考えて、僕がかいり君にアドバイスしながら考えてもらっていた複数の方法を自分に合わせて使えば、リトルのビギナークラスはすぐに勝てると思っている。
また、中学3年生だけでなく、同スクールの中学1年生と比較しても、筋肉の量が少ない(BMIを調べて計算してみよう)。少なくとも、こたろう君がやりたいことを考えるとBMIが20-20.5程度は欲しい。
そのために、ご飯をたくさん食べて、1日5食くらいに分散しながら食べれるといいかな。とか言いながら、そのままだと太ってしまうから、沢山練習しなが、時に外を走ったり、飛んだり、筋トレするのもいいんじゃないかな。
身長が170cmになったときには体重が58kgにはなっていないと、戦いたい世界で戦えないんじゃないかなって思っている。ただ軽いだけ、ただパワーウエイトレシオが高いだけでは走れない世界が、挑戦したい世界の中にある。
カラダ作り、本格的にしないとね。
とか色々と彼らに言いながらも、やるかやらないかは個人の自由。僕は君たちの目的目標に合わせた道標になるだけで、 “おい、やれよ” とは言わない。させるのも指導者の役割だと思われるかもしれないが、指導者の役割は文字通り指して導く者であって、決して脅してさせる者ではない。
自分の人生、いつだって決断を下すのは自分自身だということを忘れてはいけない。
“あのとき、ああすればよかった” なんて後悔しないように、最後の中学生活1年間を始めよう。今からだって、自分の人生は十分に変えられるはずだ。
本日もお疲れ様でした。
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