
練習状況
日時 : 2022年6月14日(火)
気温 : 18度 (雨)
人数 : 中学生5名 + 小学生1名
ワークアウト
45min Based Training
30sec Interval Training
内容
いよいよ本格的に梅雨入りしたようで、湿度が90%前後を漂う名古屋独特のじめじめした気候になってきた。深部体温は低下しづらく、熱中症になりやすい状態になるわけだが、大人以上にこの年代の選手たちは細心の注意を払いながら管理しなくてはいけない、と気を引き締める。
※ 最大努力の加減や身体の声を聴きながら走るという能力がまだ育ちきっているわけではないことにあわせ、成長期の身体の変化が著しいため、感覚が一定でないケースが多い。
※ 手前に映る肌色(?)っぽいチェアは、週末レースに持参する際のアイテム
先週、そう選手がふらついている動きが気になるということを書いていたが、振り返りながら観察および指導をしてみると “リズムの乱れ” が原因っぽい。(先週のレポート)。ケイデンスを引き揚げてもらうと安定度が増すが、少し気を抜くとケイデンスが落ちる。こういう時こそ、メトロノームを活用して一定のリズムを保つようにリードする必要がありそう。
ゆうしん選手は大分慣れてきた。少しずつ余裕が出てきている中でもしっかり集中して走れている。別の話になるが、先日行われた中学校の部活動で剣道の大会にて3位になったらしい。素晴らしい。今の年代は自転車だけじゃなくて、好きなことにとことん打ち込んで欲しい。なんでも。
はるま選手は今日も元気に走行中。かなり慣れてきたこともあり、30秒の全力走行も3本ローラー上で時速55km程度まで引き上げていた(24インチ)。
在校生の3名に関しては、相変わらず?きら選手の調子は良さそう。ちゃんと足が回っているという感じがする。りょうと選手に関しても、やっぱり回せるようになっているなぁと感じている。気になったのはけんし選手。回せることには回せるのだが、ぶん回すときにサドルの前方に極端に座って、膝関節主働の動きになっている。たぶん、本気でトラックをやらせてみるとかなり速くなると思うが、ロードを考えてみると背面筋群も上手く使いたいなぁと思いつつ、身体的に前に座らざるを得ない状態なのだろう、そんな気がする。
とりあえず、前方 + 上方に対するジャンプエクササイズを動員し、股関節を中心としたトリプルエクステンションを高めると良いかもしれない。というかそろそろそういうことを徹底的にやっても良い年齢になってきただろう…まあ、夏休みにやってみようかね。
そういえば、夏休みになにかやらないんですか?と言われた、というか言われていたな。夏休みの思い出作りに、エベレスティングまたはキャノンボール(大阪~東京間24時間以内走行)でもやってみるか。それは冗談だとして、とりあえず前回同様、基礎基本的な体づくりからやってみるかな。
お疲れ様でした。
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