ORCA CYCLING SCHOOL | 愛知県名古屋市のロードバイクスクール

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ユース・ジュニア, スキル・フィットネス

各年代とレベルに応じた平等かつ公平な指導のその先へ

post 2023.3.30
 

⚫︎練習状況
: 2023年3月27日(月) – 5名 + 見学1名 / 体験1名
: 2023年3月28日(火) – 6名
: 2023年3月29日(水) – 7名 + 見学1名

 

⚫︎ワークアウト
:月曜日 … パワーマックス + ワットバイク + 3本ローラー
:火曜日 … パワーマックス + 3本ローラー
:水曜日 … 固定ローラー  + 3本ローラー

 

⚫︎ 内容

新たなるスクールのレポートスタイルでお送りしたいと思います。

 

【レポートのその前に】

3月。最後の練習レポートを書いてからの更新が途絶えていた。というのも、星が丘サイクルロードレースというイベントを立ち上げ、どんな状態でもできるようにと最後まで準備していたのだが、天候に恵まれずに実施することができなかったことによって心が死んでいた。

 

誰が悪いわけでもない、誰も何も悪くない。ただ、天気が悪かった。自分ではどうしようもできない因子を咎めることはできず、いつも通り「いやーしかたないなーまた今度な」なんてポジティブなマインドへ持っていくこともできないくらいに、めちゃくちゃ落ち込んだ。そして僕の心のガソリンは空っぽになって、無気力になっていた。

 

あれから、一人一人の温かいお言葉や各自が頑張る姿をみることで、少しずつ心にガソリンが注入されるようになっていた。また、イベントに多くの人が賛同し背中を押してくれたという事実にも、改めて頑張ろうと思わされる力をいただいた。

 

これからも挑戦し続けます。失敗することもたくさんあるかもしれませんが、応援いただけますと幸いです。

 

月曜日

体験1名、見学入会1名という感じで対応する予定が、なんと新車(チームカー)の納車時間が早朝ではなく夕方からでないと受け取れないという事案が発生。初期対応をしてくれたスクール生徒たち、ありがとう。

 

スクールはいつも通り、パワーマックスとワットバイクを通したワークアウト。最近ゆづき選手はワットバイク→パワーマックスという流れを組むことが多い。だいぶ走れるようになってきたこともあり、勝つためには経験が必要だが、同年代の全国大会で走るためには2分間から5分間の最大強度を上げていかないとレース以前に完走させてもらえない可能性がある。そのための準備である。

 

りつき選手もだいぶ良い感じで育ってきたので、そろそろパワーマックスの導入をしていきたいと考えているところ。やってみるか〜そろそろ。

 

最近、かいり選手の伸びが素晴らしい。身長も伸びてきてパワーも伸びてきたけれどなんだろうか、まだ線が細い(その点で言えばこたろう選手も)。ここから伸ばしていくためには、上半身の背面(広背筋 / 僧帽筋 / 菱形筋) + 大臀筋をうまく鍛える必要がある。まあ、スクワットとデッドリフトだな。その最大筋力が高まらないと、高校2年生あたりで伸び率が低くなりそうな気がする。これは指導者としての僕のカンだ。けど、当たると思うから今のうちに対応しよう。

 

しょうご選手の成長も良い感じだけど、君が見てるのは日本じゃなくて世界だろっていう認識を再度持つこと。「国内の同年代の中でも戦える位置にいる」けど、「世界の同年代の中ではどうなんだい?」という実感を持つこと・理解することが次のステップな気がする。世界の選手たちは「ジュニア(U19)から青田刈りをしている状態」であることを考えると、高校2年生で世界の同年代の中でも結果を出すこと、そして高校3年生の時にはすでに声をかけてもらえる位置にいないといけないという逆算をしないと、U23から着手しても遅いと思う。そのためには、周りの常識を超えることをしないといけない。トレーニングの量・質はもちろん、食事、精神面(考え方)、そして語学。今のうちから確認してくれ。

 

そして全員「2年後に」この練習レポートを読んでくれ。んで問いかけてくれ。

 

「この2年間、俺は何してた?」て。

 

スクールを立ち上げて2年経った。どうでもいいけどワンピースの頂上決戦後にルフィだって海賊王になるためにシルバーズ・レイリーの元で2年全力で修行したけど、2年間なんてあっという間だぞ。

 

2年間、自分のために、なりたい自分になるための努力をしよう。

✔︎ Instagram >>  2023.03.28

 

火曜日

中学2年生になる少年たちの身長の差が激しい。とんでもなく激しいから「あれ?自分って成長していないのかな」とか「周りに置いていかれるような気がする」とか思うかもしれないけど、それはしゃーない。別に自分が悪いわけでもない、自分の体の成長の変化なんて自分も親も先生も、僕ですらわからない。

 

ただ、それを言い訳にして「努力をすることを怠るな」。一部生徒に関してはストラバでわし毎日チェックしておるからな。なんなら新年に入ってからもうすでに何キロ乗ってるかとかわかってるからな。今のところ練習しすぎてるっていうのはないから、勉強と同時に頑張ろう。

 

ところで最近、けんし選手の動画がインスタでバズっていた。気づけば75万回くらい再生されていて、コメントには「onoda?」て書かれていた。それ弱虫ペダル。

 

なぜあの動画をけんし君に依頼したのかというと、僕が思う中で今うちのスクールだけでなく「チーム全体」を通しても最も自転車にうまく乗れるのは間違いなく「けんし選手」である。正確に言うと、自分の体を使って自転車という乗り物をうまく扱うことに長けているという感じである。これは一種のセンスである。マジで、これはすごいと思う。

 

僕は選手一人ひとりのことを考えてこれをやるといい、あれをやるといいと常にいうが、けんし選手がシクロクロスをやればU17-2年目またはU19(ジュニア)-1年目あたりにナショナルいけんじゃない?てくらい上手いし速くなると思う。

 

きら選手・りょうと選手・りょうま選手はトラック + ロードタイプで、そう選手もどちらかと言えばそれに該当するけれど、けんし選手だけたぶんオールラウンドでトラックもいけるけど、どちらかといえばロード + シクロで輝いて両立される感じがするタイプっていう指導者のカン。( しょうま選手、はるま選手はまだ不明だけど、しょうま選手はロード + トライアスロンタイプ 、はるま選手はロード + トラックタイプって感じ)。

 

なんにせよ、全員スピード必要だからトラックにおけるスピードとパワー向上は引き続きしてもらうけど。

 

自転車競技の本番は、高校入ってから。それまで引き続き、基礎基本を磨こう。

✔︎ Instagram >> 2023.03.29

 

 水曜日

ロードバイク初心者の女性サイクリストの指導を行うことに。実は先週初めて3本ローラーに乗ったのだが、今週も引き続きステップアップチャレンジ。ちょっとポジション見直して漕ぎやすくしつつ、片手放しの走行練習(ハンドサインのため)。乗れた。センスの良さを感じた。泣きそうだった(上出来すぎて)。GWのサイクリングに向けて、まずは基礎基本を伝えたい。

 

パフォーマンスアップ組も3月のワークアウトを必死にこなす。今日は全員あえてケイデンスを78-82rpm程度で行うように指示。2分間のインターバルワークアウトがかなりきつそうというか、マジできついだろうなと思いながらも指示。

 

オンライン参加者もしっかりと回していたのでどうなったかなとTraining Peaks でデータを確認してみると、潰れてる人もいたけどやり切れている人もいた。ここまでのデータを活かして、また次回に繋げよう。

 

んでもって全体で練習している隣ではパワーマックスで死ぬ気で練習している方もいて、一本終わるごとにめまいで倒れそうになるほどの追い込みを見せていた。そこまでブレーキをぶっ壊すのも大変だと思うけど、本当によく頑張ってるなぁと思いつつ、目的目標を達することができるようにさらにブレーキを壊せるように頑張ってもらおう。なんだかいけそうな気がする。

 

✔︎ Instagram >> 2023.03.30

 

まとめ

長い。短くまとめるつもりが久しぶりに書いたことで長くなってしまった。

 

引き続き、頑張りましょう。