ORCA CYCLING SCHOOL | 愛知県名古屋市のロードバイクスクール

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トレーニングの教科書

ロードバイクのペダリングで使われる筋肉

post 2022.10.10
  last updated 2022.10.19

ペダリングで使用される下半身の筋肉を、明確に理解しながらペダルを漕いだり、それに合わせた筋トレを行うことで、パフォーマンス向上からケガ予防に繋がり、快適なサイクリングをすることができます。

 

こちらの記事では、ロードバイクのペダリングと必要な筋トレで紹介した、ペダリングで使用される筋肉について深掘りをしていきます。

ロードバイクのペダリングと必要な筋トレ

 

ペダリングで使用される筋肉とは

ペダリングで使用される筋肉は、クランクが1周する動きの中でも異なります。以下の図は、クランクの角度毎にどのような筋群が活動しているのかを表したものになります。一度確認してみましょう。

参照 : What Kind of Muscles Are Used During a Pedal Stroke?

各筋肉の名前について
GM : 大臀筋

SM : 半膜様筋 (ハムストリング内側)
BM : 大腿二頭筋 (ハムストリング外側)
VM : 内側広筋 (大腿四頭筋内側)
RF : 大腿直筋 (大腿四頭筋中央 : 表層)
VL : 外側広筋 ( 大腿四頭筋外側)
GM : 腓腹筋 – 内側頭
GL : 腓腹筋 – 外側頭
SOL : ヒラメ筋
TA : 前脛骨筋

 

 

 

個人的に気になること

Push Power Phase にて半膜様筋 – 大腿二頭筋はあるのに半腱様筋は表示されていなかったり、Pull Power Phase にて腸腰筋や縫工筋が表示されていないなどの気になる点が少々あります。

 

また、使用されている筋肉は表記されているフェーズ以外でも使用されたり(主に大腿四頭筋)、反対に使用されなかったり(主に大臀筋)が考えられるため、あくまでも”ペダリングにおける理想的な筋活動”の参考に留めておくことをオススメします。

 

【この記事を書いた人】
伊藤透

【保有資格 】
NSCA-CPT (LEVEL1)
健康運動指導士
日本スポーツ協会公認自転車競技コーチ3

【指導依頼】
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