ORCA CYCLING SCHOOL | 愛知県名古屋市のロードバイクスクール

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トレーニングの教科書

#1.0 Training Peaks の使い方 (基礎編)

post 2020.4.18
  last updated 2022.10.19

自身のトレーニングがフィットネスにどのような変化を起こしているのか、また、目的目標を達成するためのトレーニングをリードしてくれる Training Peaks(トレーニングピークス) というツールがあります。

 

本記事では Training Peaks について紹介したいと思います。

 

Training Peaks とは

スクリーンショット-2019-12-18-1.13.13

Training Peaks ( 以下:TP )を簡単に説明すると”自身または選手のトレーニングを管理することができるクラウドサービス“になります。
Training Peaks のサイトはこちら

 

アメリカのコロラド州ボルダーで作られたシステムで、今ではプロサイクリングチームやナショナルレベルのコーチ・選手からアマチュアアスリートまで幅広く支持されており、私が所属している Peaks Coaching Group も、TPを使用してクライアントのトレーニングを管理しています。

 

Training Peaks を使用する目的とは

TPは、自身が実施しているトレーニングを集計しながら、目的目標に向かってどのようにトレーニングを進めていけばいいかを把握することができる機能を有しています(ATPを活用)。

 

レース・イベントに向けた目的目標がある方には最適なツールです。こちらでは、セルフコーチング(自身でトレーニングのプランニングを行い遂行する方法)をサポートするための記事を書いていきたいと思います。

 

Training Peaksを使用する為には

TPを使用するためには、アカウントを作成する必要があります。

#1.5 Training Peaks の使い方 (登録方法)

 

TPは”Basic(無料)“と”Premium(有料)“の2種類のアカウントがあり、使用できる機能の違いは以下のようになっています。

 

Basic で使用できる機能
・走行データ(ワークアウト)の記録保管
・ワークアウトとフィットネスを表示できる
・ガーミンコネクトなど、他のクラウドを同期できる
・トレーニングプランをダウンロードする(プランは購入)
・コーチとアカウントを同期する
・機材の登録ができる

Premium で使用できる機能
ATPの作成
・Dash Board の使用 ( PMC / PP / TIPZ ほか多数 )
ワークアウトを無限に作成できる
※ ATPの作成ができることが秀逸

 

本国サイトの比較内容が一般的に非常にわかりにくいため簡略化して紹介してます、上記の内容を押さえておくだけでも十分にセルフコーチングを実施することができます。
Basic vs Premium はこちら(TPサイト)

 

また、Premiumは有料と説明しましたが、費用が気になると言う方も多いと思います。費用は、支払い(契約)方法によって変わりますので、以下のような料金でクレジットカードから引き落としされます。
価格はこちら(TPサイト) ※2022年10月現在 (1USD=145.5円)

 

Monthly
(月契約)
19.95USD / Month 2902円 / 月
Quarterly
(四半期契約)
16.33USD / Month 2376円 / 月
Annually
(年契約)
9.92USD / Month 1,443円 / 月

 

個人的には”Annually(年契約)“で契約されることをお勧めします(値段がMonthlyの2分の1)。とは言うものの”自分には必要なのかな”と思われる方も多いと思いますので、まずは14日間の無料Premium登録を試してみるといいでしょう。

 

Training Peaksの使い方

TPは”PC用の画面“と”アプリ用の画面“で、表記される内容が変わってきます。こちらの記事では”PC用の画面“に表記されている内容について説明していきます。
※ アプリ用にも共通して使用できるので、参考にしてください。

 

以下の画像はHOME画面で、3つの機能でパートを区分されております。

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画面左側
CalendarまたはATPを使用することで、目的目標を確認できます(Basicも可 / 一部Premium)
画面中央
Calendarを使用することで、トレーニングスケジュールを確認できます(Basicも可)
画面右側
Dashboardを使用することで、Fitness(CTL / PP他)を確認できます(Premium)

 

左上の”各種設定“を押すことで自身の情報を設定・変更することができますが、まずはフィットネスを把握するために、必ずFTPの設定を行いましょう。設定の方法は以下のように行いましょう。

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FTPの数値がズレているとCTL / ATL / TSB といったコンディション確認のために重要な数値だけでなく、別の記事で説明するトレーニングメニューの数値自体も大きく変わってきてしまうため、トレーニング効果が得られないことが考えられます。

FTPの設定について
FTPは3ヶ月または半年に1回の頻度で計測することをお勧めします。特にシーズン前(3月)、シーズン中(7月)、シーズン後(11月)の3回測定できるといいでしょう。

 

全体的な設定を終えたら、項目別に操作方法を説明していきたいと思いますが、合わせてロードバイクのトレーニングはどのように行っていけばいいのかをお伝えしたいと思います。以下を参考にトレーニングをしていきましょう。

 

トレーニングの計画の立て方
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● 計画に関する記事
Training Peaks の使い方 ( ATP編 )
TPを使用したトレーニング計画の立て方をお伝えしています。
ロードバイクのトレーニング ( ピリオダイゼーション )
トレーニング計画の立て方の考え方を紹介しています。

 

ワークアウトの作り方
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● ワークアウトに関する記事
Training Peaks の使い方 (ワークアウト編)
TPを使用したワークアウトの作成方法をお伝えしています。
ロードバイクのトレーニング (ワークアウトの配列)
ワークアウトの実例を紹介しています。

 

Dash Board の使用方法について
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● Training Peaks に関する記事
Training Peaks の使い方 (PMC編)
疲労を評価するPMCの使用方法をお伝えしています。
Training Peaks の使い方 (PP編)
フィットネスを評価するPPの使用方法をお伝えしています。
Training Peaks の使い方 (TIPZ編)
ワークアウトの評価をするTIPZの使用方法をお伝えしています。

 

以上を参考に、トレーニングのスケジュールを作成してみましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

【この記事を書いた人】
伊藤透

【保有資格 】
NSCA-CPT ( LEVEL1 )
健康運動指導士
日本スポーツ協会公認自転車競技コーチ3

【指導依頼】
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