眠い。
というのも、今この記事は様々な業務をこなした後の深夜0時45分から書いている。もちろん、本施設(名古屋校)で。早く帰りたい。
明日も午前中からパーソナルトレーニングの指導が入っているので早くお風呂に入って寝たいと思っているけど、ブログを書くことにした。
最近、インスタでお悩み相談を受けている(毎週月曜日のストーリーにて)。
その中で気になったことがあったので、それを題材に書くことにした。
どんな相談かというと「ロードレースに参加してみたいというロードバイクを始めたばかりの子が、すでにロードバイクに乗っている子と練習した時に、ついていくので精一杯で体力以上に精神的にキツくてロードバイクが嫌いになりそうだった」と。中学生か高校生くらいの子だろうか。
なんとなく気持ちはわからなくもないが、その考えに至る前に気づいてほしいことがある。
「一緒に走った子が何年も続けてきた努力と、始めたばかりの君がちょっと乗っただけの努力が一緒なわけない」ということに。
ロードバイクに乗ればすぐに速く走れるわけじゃない。そこまで自分にロードバイクの才能があるとでも思っているのかい。だとしたら目を覚ましたほうがいい。現実とは残酷なものだ。
人間、誰だってはじめから上手くいくような人間はいない。
そのために努力をしている。きっと君が速い感じたその相手も、同じような挫折を味わったと思うけど、それから速く走ることを諦めずにずっと練習し続けていたんじゃないかと思うよ。
だから、君も本当に速く走りたいと思うなら努力し続けることだ。
でも、一つ覚えておいてほしいのは、君が努力してもそいつもきっと努力しているはずだから簡単に追いつくわけがない、ということだ。
学校のテスト期間中に「いやーおれほんと勉強してないんだよね」とか言いつつ実は裏ではめちゃくちゃ勉強していて、テストが返ってきたら5教科で430点とか取ってるようなやつだよ、そいつは。
それを踏まえて、自分が思っている以上に、相手の努力量・質以上の努力しないと、いつまでも追いつけない。
その努力ができないなら、正直、競技はやめたほうがいい。趣味として週末に自転車に乗って「いやー自転車って楽しいなあ〜」くらいでサイクリングを楽しむだけにしたほうがいい。そのほうが絶対に、君のとって自転車が楽しいと感じるし、長く楽しめる趣味になる。
本当に戦いたいと思うなら、勝ってみたいと思うなら、徹底的に努力しなさい。
周りからドン引きされるぐらいに、こいつ大丈夫かと思われるぐらいに、走りなさい。
簡単には追いつけないということを「理解した上で」挑み続けなさい。
そこでやり続けることができた人こそが「才能ある」ということだと、僕は思う。
頑張って、僕はもう寝る。
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