【M・T 様】腰痛を改善するためのフィッティングと筋肉の使い方

ロードバイクのフィッティングを実施したので、ここに記録します。

実施日 : 2024年8月2日(金)
氏名 : M・T 様 ( 男性・30代 )
専門 : サイクリング
受講目的 : 腰痛の改善

⚫︎ 経緯
長年サイクリングを趣味としていたが、腰痛が酷く、サイクリング開始数分で腰の痛みを感じて、なかなか楽しめなかったので改善したかった。ポジションの問題だけないと考えられたようで、フィッティングについて検索したところ、身体的にアプローチを加えるという本スクールのフィッティングを知り、依頼をしていただいた。

※ 普段から日常生活的に腰が痛いわけでもなく、サイクリング時に腰が痛くなる方のフィッティングになります。

⚫︎ 原因と対策
ペダリングの動作として、足が上死点に達した時に骨盤が左右に側屈と若干の後傾動作が見られた。
ポジション的に少々問題があるかもしれないが、大きな原因はフィジカルアセスメントの結果から下腿三頭筋(ふくらはぎ)・ハムストリングの硬さが原因だと考えられる。

下腿三頭筋の硬さを改善するために足趾のコンディショニング、下腿のエクササイズ・ストレッチを指導。合わせて、ハムストリングの柔軟性を向上させるためのストレッチを指導した上で、ロードバイクに乗っていただく。

骨盤の左右の動きが治りつつあったので、ハンドルを少々しゃくらせるようにしてブラケットポジションを起こし、股関節の屈曲角度にゆとりを持たせることで、下半身後面の筋肉のテンションを和らげて腰にかかるストレスを緩和するように調整する。

⚫︎ 感想
1回のフィッティングでも十分改善されると考えられますが、より良くするためには少し時間をかけて柔軟性や筋力に対するアプローチも必要と考えられるため、ペダリングに関するドリルなども指導させていただきました。

本フィッティングがキッカケで、サイクルライフをより楽しんでいただけることを願っております。遠方より受講いただき、ありがとうございました。

フィッティングの依頼は >>こちら

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この記事を書いた人

愛知県名古屋市のロードバイクスクール。

小学生から大人まで幅広く指導しております。

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