名古屋のパーソナルトレーナーのとおる ( @toruito16 )です。
Twitter にて頂く質問に対して、回答させていただこうと思います。
頂いた質問
⚫︎ 質問
子どもの筋トレは、いつから始めるといいですか?
また、始めるとしたら何を意識してはじめるといいですか?
こうした質問は、結構いただきます。
この質問では、おそらく多くの方が重量を加える、いわゆるウエイトトレーニングをイメージして言っていることが多いのではないかなと感じています。
そもそも、こうした質問を頂く背景には「筋トレをすると子どもの身長が伸びないのでは?」という疑問と「筋トレしたら体が硬くなるんじゃない?」という2つの心配が重なっていることが多いのではないかなと感じています。
まず、指導者目線での結論をまとめると、以下のような回答になります。
回答について
⚫︎ 回答
早ければ早いほどいいと感じています。とはいえ、実際に重量を持つなどを考えると、個人的には早くても小学4~5年生あたりから始めるくらいが現実出来だと思っています(私の指導経験では最も低い年齢は、小学2年生でした)。
また、始める場合は「どこの筋肉をつかうという感覚が、どこの関節をどう動かすのか」を感覚的に理解させることが重要です。
実のところ、心配されているような「身長が伸びないのではないか疑惑」は、科学的に証明されていません。
個人的な指導経験ですが、小学6年生にがっつり筋トレ指導しても1年で10cmも伸びたので、正直あまり関係ないんじゃないかなと感じています。
筋トレすることによる身体的負担よりも、栄養が取れていないこと・睡眠が足りていないこと、が結構大きな問題になるケースがおおいので、身長を気にされる場合はそちらを気にされた方が良いと思います。
また、筋トレをして体が硬くなるとか、使えない筋肉がつく、とかいう人がいますが、筋トレをして体が硬くなるのは「正しいフォームで筋トレができていないから」であり、使えない筋肉がつくというのは「正しいフォームで行えていないが故についた筋肉を使えていないから」なので、結果、それは自分の責任であり筋トレのせいじゃないです。
※正しく筋トレをすると、体はちゃんと柔らかくなります。
それなので、早いうちから正しい筋トレをして体づくりするのは良いことです、積極的に行いましょう。
筋トレのメリットとデメリットとは
小学生・中学生が筋トレを行うことに対する、メリット・デメリットを簡単にまとめてみたいと思います。
⚫︎ メリット
: 適切な筋肉がつくことで、スポーツパフォーマンスがあがる
: 怪我をしにくい体になる (特に膝の痛みに対して)
: なんかカッコいい感じに体になる
⚫︎ デメリット
: 正直、指導していて今のところ全く感じていません
: 強いていうなら、ジムの利用料がかかること
やっておいて損はないかなと感じます。特に各スポーツで全国大会に参加したいと考える場合は、おすすめですので、取り組んでみましょう。
どうやればいいのか?
懸念されるのは「重量」だと思います。
もちろん、まずは軽重量から体を動かしながら徐々に体重の1/4程度、次は半分というように目標重量を上げていき、上限を体重までとしながら行います。
また、頻度としては週1〜2回程度としながら、さまざまなスポーツを経験させることがいいのではないかと思っています。個人的には、子供には以下のスポーツをさせることをお勧めします。
⚫︎ お勧めスポーツ
: サッカー … テクニカルに足を使いながら体を動かし続けることが持久力向上と敏捷性があがる。
: 水泳 … 上半身の使った上で、全身をうまく連動させて使うことができる( バタフライがお勧め )。
: バスケ・ハンドボール・テニスなど、全身を使いながら間欠的に体を動かし続けるスポーツがおすすめです。
「筋トレがうまくいかない…」と感じる方へ
正しく筋トレを実施することで、パフォーマンス向上につながるだけでなく、ケガの予防にもつながり、楽しくスポーツをすることができます。
子どもの楽しい時間が、最も成長する大切な時間が失われないためにも、正しく体づくりをしましょうね。
気になることがあれば、私のTwitterアカウントのDMからお気軽にご質問ください。
✔︎ お知らせ
筋トレに関するご質問は、Twitterからのみ受け付けています。
@toruito16 をフォローいただいたのち、DMまでご連絡くださいませ。
また、実際に筋トレを中で、パフォーマンスの伸び悩みを感じたり、現状おこなっているトレーニングが正しいか気になるという場合は、トレーニングの評価も行っておりますので、以下よりお問い合わせください。
また、実際に筋トレを中で、パフォーマンスの伸び悩みを感じたり、現状おこなっているトレーニングが正しいか気になるという場合は、トレーニングの評価も行っておりますので、以下よりお問い合わせください。
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⚫︎ 「パフォーマンスに繋げたい…」 とお考えの方は >> パーソナルトレニング
をオススメいたします。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!