こんにちは。
名古屋・岐阜羽島のロードバイクスクール「 ORCA CYCLING SCHOOL 」です。
おるか君パワートレーニングを始めたいです。
Training Peaksの料金や使い方を教えてください。
Training Peaks(トレーニングピークス)とは、練習の記録・計画・分析をまとめて管理できるトレーニング管理サービスです。無料のBasicと有料のPremiumがあり、Premiumは月19.95ドル、年払いなら134.99ドル(2026年10月時点)。14日間の無料体験があり、スマホアプリは日本語にも対応しています。
この記事では、Training Peaksでできること、料金と無料版との違い、登録の流れ、最初にやるべき設定と使い方を解説します。
Training Peaks(トレーニングピークス)とは


Training Peaks(以下TP)は、自分や選手のトレーニングを管理できるクラウドサービスです。アメリカ・コロラド州ボルダーで生まれたサービスで、今では世界中のプロチームやナショナルレベルのコーチ・選手から、アマチュアまで幅広く使われています。
- トレーニングの計画:カレンダーにワークアウトを入れて、レースまでの練習を組み立てる
- データの記録と分析:パワー・心拍・ケイデンスなどを自動で取り込み、練習ごとに振り返る
- 体力と疲労の管理:PMCでCTL(体力)・ATL(疲労)・TSB(調子)の変化を確認する
- コーチとの共有:コーチにデータを見てもらい、メニューを組んでもらう
パワートレーニングで使う用語は、パワートレーニングの基本用語にまとめています。
料金と無料版(Basic)との違い
| プラン | 料金(2026年10月時点) |
|---|---|
| Basic | 無料 |
| Premium(月払い) | 19.95ドル/月 |
| Premium(年払い) | 134.99ドル/年(月あたり約11.25ドル) |
1ドル150円で計算すると、月払いは約3,000円、年払いは約20,000円(月あたり約1,700円)です。実際の金額は為替によって変わります。Premiumは14日間の無料体験があり、期間内にキャンセルすれば料金はかかりません。
| 主な機能 | Basic | Premium |
|---|---|---|
| デバイス・アプリとの同期、練習の記録 | ○ | ○ |
| 練習ごとのデータの確認 | ○ | ○ |
| コーチにデータを見てもらう | ○ | ○ |
| PMCなどのグラフ(ダッシュボード) | — | ○ |
| 年間トレーニング計画(ATP) | — | ○ |
| ピークパフォーマンス(自己ベストのパワー) | — | ○ |
| ワークアウトのコピー・先の日程への移動、くり返し予定 | — | ○ |
自分でデータを分析して練習を組み立てたい方は、PMCやATPが使えるPremiumがおすすめです。
コーチのアカウントからデータをすべて確認できるので、ご自身で分析しない場合は無料のBasicで問題ありません。
Training Peaksの登録方法


アカウントの作成は無料です。登録の流れは次のとおりです。
- Training Peaksの登録ページを開く
- 名前・メールアドレス・パスワードなどを入力し、アカウントの種類はアスリート(Athlete)を選ぶ
- 自分で練習を組む場合は「Do It Yourself」を選ぶ(トレーニングプランの購入やコーチ探しもここから選べる)
- 単位はMetric(メートル法)、国はJapanを選ぶ
- Garmin Connect・Wahoo・Zwiftなど、使っているデバイスやアプリと連携する
デバイスと連携しておくと、走ったデータが自動でTraining Peaksに取り込まれます。Premiumを試したい場合は、登録後に14日間の無料体験を始めましょう。
最初にやるべき設定|FTPの登録
TPはパソコンとスマホアプリで表示が少し違います。ここでは、データ分析がしやすいパソコンの画面で説明します。ホーム画面は、大きく3つのエリアに分かれています。


- 画面左:CalendarやATPで、目標とするレースや目的を確認する
- 画面中央:Calendarで、練習のスケジュールを確認する
- 画面右:Dashboardで、体力(Fitness)などのグラフを確認する(Basicでは一部見られない)
まずはAccount Settings(各種設定)からFTPを登録しましょう。FTPがずれていると、TSS・CTL・TSBといったコンディション管理の数値がすべてずれてしまいます。


- Zones → Power を選ぶ
- Threshold Power にFTPを入力する
- Auto Calculation で「Threshold Power」と「Andy Coggan」を選ぶ
- Apply をクリックする
- Save をクリックする
FTPを測ったことがない方は、まずFTPを測りましょう。測り方はFTPとは?目安・測り方とTTEで解説しています。FTPは、3月(シーズン前)・7月(シーズン中)・11月(シーズン後)など、年2〜3回を目安に定期的に測りましょう。
ダッシュボードの設定(Premium)
次に、練習を効率よく進めるためのグラフをダッシュボードに追加します。
1. ATP(Annual Training Plan)


目標とするレースに向けて、いつ何をすべきかを確認できます。練習を始める前に設定しておくのがおすすめです。詳しくはATPの設定・活用方法をご覧ください。
2. PMC(Performance Management Chart)


体力・疲労・調子の変化を確認でき、疲労の管理やレースに向けた調整に使えます。詳しくはPMCの見方と使い方をご覧ください。
3. PP(Power Profile)


時間ごとの最大パワー(MMP:Mean Maximal Power)を確認でき、練習でどのように体力が伸びたかが分かります。詳しくはパワープロフィールの設定・活用方法をご覧ください。
4. TIPZ(Time In Power Zone)


パワーゾーンごとに練習した時間が分かり、体力の変化がなぜ起きたのかを振り返れます。詳しくはTIPZの設定・活用方法をご覧ください。
カレンダーの使い方
ワークアウトを作成する


カレンダーにワークアウトを作っておくと、事前にTSSを予測でき、TSBの管理がしやすくなります。メニューどおりの強度で正確に練習することにもつながります。作り方はワークアウトの設定・作成方法で解説しています。
練習を振り返る
練習が終わったら、カレンダーの記録をクリックして振り返りましょう。パワーや心拍のグラフに加えて、NP(ノーマライズドパワー)・IF(強度係数)・TSSなどが確認できます。予定していた強度で走れたか、疲れの感覚はどうだったかをコメントに残しておくと、次の練習に活かせます。
ONLINE COACHING
負荷の上げ方を、データを見ながら一緒に決めませんか
ORCAのオンラインコーチングでは、TrainingPeaksとWKOで練習データを確認しながら、今のあなたに合ったメニューと負荷の上げ方を調整します。
オンラインコーチングの詳細を見る →よくある質問
Q. Training Peaksは無料で使えますか?
使えます。無料のBasicでも、デバイスとの同期や練習の記録、コーチとのデータ共有ができます。PMCなどのグラフや年間トレーニング計画(ATP)を使いたい場合は、有料のPremiumが必要です。
Q. Training Peaksの料金はいくらですか?
Premiumは月払いで19.95ドル、年払いで134.99ドル(月あたり約11.25ドル)です(2026年10月時点)。14日間の無料体験があり、期間内にキャンセルすれば料金はかかりません。
Q. Training Peaksは日本語で使えますか?
スマホアプリは日本語に対応しています。パソコンの画面では英語のメニュー名で表示されることもあるので、この記事ではメニューの英語名もあわせて紹介しています。
Q. ガーミンなどのサイクルコンピューターと連携できますか?
できます。Garmin Connect・Wahoo・Zwiftなどと連携しておくと、走ったデータが自動でTraining Peaksに取り込まれます。
Q. ORCAの生徒は有料版が必要ですか?
必要ありません。コーチのアカウントからデータをすべて確認できるので、ご自身で分析しない場合は無料のBasicで問題ありません。
まとめ
- 練習の計画・記録・分析をまとめて管理できる
- 料金:Basicは無料、Premiumは月19.95ドル/年134.99ドル(2026年10月時点)
- 最初にFTPを登録する:年2〜3回は測り直す
- Premiumならダッシュボード:ATP・PMC・PP・TIPZで体力の変化を確認できる
- カレンダーでワークアウトを作る:TSSを予測し、TSBを管理する
Training Peaksをうまく使えば、体力の向上からレースに向けたピーキングまで、幅広く役立てられます。機能が多いので、慣れないうちは何を見ればいいか分からないこともありますが、まずはFTPの登録とカレンダーから始めてみましょう。






