名古屋のパーソナルトレーニングジム ORCA ( @fitness_orca ) の伊藤透です。
ORCA PERSONAL TRAINING GYM のHPは こちら
こちらの記事では、カラダをつくるための筋トレについて解説していきます。
キッカケは、高校生以下を対象とするトレーニング指導が増えたことです。
彼らの指導をおこなう際に、言語化した指導だけでは伝わらないことが多く、どのように伝えるとわかりやすいかなと考えた結果、理想的な動き (指導者である伊藤が伝える正しい動き) と自分の動き(クライアントの動き)がどのように違うのかを目で見て「間違い探し」をしてもらうことが、より深い理解と考えが生まれて適切な感覚が生まれるのでは?という仮説から、この指導をおこなうようになりました。
3ヶ月ほど継続しておこないましたが、そこで感じたことを伝えようかなと思います。
動画を撮影して感じたトレーニングのメリット
動画撮影は、筋トレやパワーマックスなどを指導する際に活用しています。
例えば、筋トレでは以下のように動画を撮影しています ( Twitter )
このように、1回または1セット実施中の動きを撮影し、休息時間に彼らに観せるようにしています。
これを継続した結果、以下のことに実用性を感じました。
⚫︎ トレーニング結果が残せる
どれだけの重量が上がっているのか・パワーが上がっているのかを映像的記録として残せます。メモとして残すのもいいかもしれませんが、より信憑性のある証拠として残すことができます。
また、これらは自身の成長記録としても残すことができるので、自分がこれだけトレーニングを頑張ってきたということがよくわかるようになります。
⚫︎ フォームの変化がわかる
どのように動作を改善すべきか、その結果どのようにパフォーマンス(挙上重量やパワー)に繋がるかという理解度が上がったように感じます。というのも、言葉で修正した指導と動画で修正した指導では、後者の方が適切な動作を実行する頻度が高かったからです。
一概に全てが動画のおかげというわけではありませんが、おそらく今まではイメージでしかなかった自分の動きが、動画のおかげで解像度の高い実際の自分の動きとして理解できたことで、脳内の回路が適切に修正ポイントに働いたんだと思います。
⚫︎動作の感覚が共有ができる
スクワット動作の時に股関節からではなく膝関節から動く人がいます。でもその人にとっては股関節から動いているつもりだったりしますが、こういうケースの場合、現状は股関節から動くという引き出しが脳内・体内にないと考えられます。
その場合「おしりを突き出すように」とか「椅子に座るように」とか言語化したさまざまなキューイングをおこないながら動画に収めることで、いくつか正解に近い動作が出てきます。その正解に近い動作をキューイングを結びつけることで、指導者とクライアントの感覚の共有につながり、より精度の高いフォームの習得がおこなえるようになります。
ぜひ、皆さんも限られたトレーニング時間を有効に活用するために、撮影しながら指導してみてはいかがでしょうか。
デメリットを挙げるとしたら、スマホの容量が持っていかれるぐらいだと思います。
ということで、私はパーソナルトレーニングを受講いただいた方で動画を撮影した方には Air Drop などで動画をお渡して削除しています。
「トレーニングがうまくいかない…」と感じる方へ
動画を撮影しながらのトレーニングは、必ずしも有効ではありません。というのも、自身の考えている正しい動きが、実際にパフォーマンスを高めるための動きと異なっている可能性があるからです。
どんなフォームが正しいのだろうかと気になられた方は、こちらのブログで紹介しているパフォーマンス向上の筋トレを参考に、比較しながら取り組んでみてください。
気になることがあれば、私のTwitterアカウントのDMから、お気軽にご質問ください。
✔︎ お知らせ
筋トレのフォームに関するご質問は、Twitterからのみ受け付けています。
@toruito16 をフォローいただいたのち、DMまでご連絡くださいませ。
※ 姿勢・動作のみ、評価させていただきます (回数や配列などはお伝えしません)。
また、実際に筋トレを中で、パフォーマンスの伸び悩みを感じたり、現状おこなっているトレーニングが正しいか気になるという場合は、トレーニングの評価も行っておりますので、以下よりお問い合わせください。
⚫︎ 「フォームだけ教えて欲しい…」 とお考えの方は >> 筋トレ教室
⚫︎ 「パフォーマンスに繋げたい…」 とお考えの方は >> パーソナルトレニング
をオススメいたします。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!