ブルベに向けたロードバイクのトレーニングで改めて気づいたこと

こんにちは。

自転車競技コーチのとおる( @toruito16 )です。

こちらの記事では、ロードバイクのトレーニングについて解説しています。

ととまる
ととまる

ブルベに参加したいと考えています。

 

何をすればいいですか?

以上のような、ブルベに対するお悩みについてお答えします。

目次

ブルベ とは?

自転車, 旅行, 友人同士, サイクリング, 観光, 自然, 休暇, 風景

まず、ブルベ : Brevet とはフランス語で認定・証明といった意味を持ち、自転車におけるブルベとは、決められた距離を指定時間内に走破し、完走認定をもらうサイクリングイベントを表します。

そんなブルベの世界でも、1891年から開催されているパリ・ブレスト・パリというパリからブレストまでの約1200kmを往復する世界最古のサイクリングイベントがあります。

こちらのイベントは4年に一回の頻度で開催されており、本イベントに参加するためには、200km / 300km / 400km / 600km のブルベを同一年に完走し、SR : Super Randonner ( 仏 : シューペル・ランドヌール ) の認定をもらう必要があります。

⚫︎ 日本国内でのブルベの距離と制限時間
: 200km / 13時間30分
: 300km / 20時間
: 400km / 27時間
: 600km / 40時間
※ 1000km に至るブルベもあるらしい。

意外と大変そうに思いますが、平均時速15kmでの走行を考えたら思いのほか難しいわけではないように感じます。

「あれ?僕にもいけるかも?」と感じた人は、ぜひブルベに参加してみましょう。

⚫︎ ブルベに参加したいと思った方
>> ブルベについて詳しく知りたい方はこちら
※ 外部サイトへアクセスします。

ブルベのためのトレーニングとは

サイクリスト, サイクリング, 自転車に乗る, 道, 舗装, 高速道路

このブログを書く数ヶ月前、今年開催されるパリ・ブレスト・パリに参加される方の指導をすることになりました。

先ほども書いたように、平均時速15kmで走行することを考えれば、ハードなトレーニングをする必要もないと考えるかもしれませんが、信号やコンビニでのストップだけでなく、アップダウンがあることを考えると、実際の走行速度はある程度の速度域を超えるものだと考えられます。

実際に、ブルベを終えたデータを確認してみると、400kmを走行して700TSSに達するものもありました。そう考えると、基本的な疲労耐性の高さ(CTL)は必要だろうと考えられるため、ブルベに参加される方の場合は、CTLを上げることを目標にするのもありかもしれないと感じています。

⚫︎ CTL について
本来、求めているレベルに対してのトレーニングを積み重ねた結果がCTLに反映されるため、CTLを求めてトレーニングをするということはお勧めしませんが、ブルベの場合はありかもしれません。
>> CTLとトレーニングに対する考え方は こちら

そのため、その方に対する指導内容として、持久力や疲労耐性の向上に関するワークアウトの提供もしておりますが、それに合わせて快適に乗り続けるカラダづくりとセッティングを行うことが必要だと感じました。

というのも、持久力が高くても快適に乗り続けることができるポジションや、適切な体の使い方ができる柔軟性や筋力が足りていない場合、痛みや不定愁訴の影響で乗り続けること自体が困難になることがあるからです。

ブルベに参加される方の場合、持久力の向上に合わせて基本的な体づくりをすることをオススメします。

>> ロードバイクで使われる筋肉はこちら

以上を参考に、自身に必要なトレーニングを考えてみましょう。

「より良いトレーニングがしたい…」と感じる方へ

ブルベに参加される場合、本記事で説明したこと以外にもいくつかの準備が必要ですが、こちらではトレーニングに関することを書かせていただきました。興味のある方は、ブルベ参加者のブログやSNSを中心に色々とと調べてみるといいでしょう。

トレーニングに関して気になることがあれば、私の公式LINEアカウントからお気軽にご質問ください。

✔︎ お知らせ
トレーニングに関するご質問は、LINEからのみ受け付けています。
@toruito16 をフォローいただいたのち、DMまでご連絡くださいませ。
※ 記事に関するご質問のみ返答させていただきます。個人のトレーニングについての質問は受け付けておりません。

また、トレーニングを実施している中で、パフォーマンスの伸び悩みを感じたり、現状おこなっているトレーニングが正しいか気になるという場合は、トレーニングの評価も行っておりますので以下よりお問い合わせください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

● この記事を書いた人
伊藤透 ( プロフィールは こちら )
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この記事を書いた人

愛知県名古屋市のロードバイクスクール。

小学生から大人まで幅広く指導しております。

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